離乳食で知育!?話題のBLWをいいとこどり!

知育と教育
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最近インスタグラムなどで話題のBLW離乳食。最強の知育だとも言われていますが、実際どうなのでしょう?参考にしたのは、一般社団法人日本BLW協会が出版している「BLW(赤ちゃん主導の離乳)をはじめよう!」です。今回は、BLWの基本的な考え方と、私自身が実践している「いいとこどり」の方法をご紹介します。

BLW離乳食とは?

BLWは「Baby led weaning(赤ちゃん主導の乳離れ)」の略で、イギリスの訪問保健師Gill RapleyとジャーナリストTracey Murkettが提唱した、赤ちゃん主導の食事システムです。親が主導する(与える)のではなく、赤ちゃん自身が自らの意思で食べることを重視しています。

手づかみ食べとは違う?

日本ではBLWが「手づかみ食べ」と混同されることもありますが、BLWは**「赤ちゃんが自らの意思で食べる」という考え方**を重視します。そのため、ペースト状や固形物といった形状など実際の進め方は明確に定められておらず、赤ちゃんの成長や状況に合わせて進められる柔軟なアプローチです。

いいとこどり離乳食

日本ではまだ情報が少なく、「これを参考にすれば完璧!」という指針がないため、進め方に迷うこともあるでしょう。私の場合は、従来の離乳食の進め方を参考にしつつ、BLWの考え方を取り入れる「いいとこどり」の方法を実践しています。

BLWを実践する際の注意点

BLWは赤ちゃんがひとり座りできるようになってから始めるのが推奨されています。その理由は以下の通りです:

  • 赤ちゃんが自分の両手を自由に使えるようになる。
  • 食べ物を安全に持ち、口に運べる。
  • 背筋をまっすぐ保ち、足がしっかり地面につくことで窒息リスクを減らす。

ただし、日本の従来の離乳食は5ヶ月から始めるのが一般的です。また、早いうちにさまざまな食材に触れることでアレルギーが出にくくなるという研究もあるため、私は5ヶ月からBLW的な考えを取り入れ始めました。

私が実践している「いいとこどりBLW」

ペースト状からのスタート

5ヶ月の時点では椅子に座ることが難しかったため、親の膝の上でペースト状の離乳食からスタートしました。しかし、親がスプーンで食べさせると赤ちゃんのリズムに合わせにくいため、フードフィーダーを使用。ペースト状の食べ物をサックに入れて渡すことで、赤ちゃんが自分のペースで食べられるよう工夫しました。

6ヶ月半からの固形物チャレンジ

6ヶ月半頃、座るのが上手になってきたので椅子に座らせて手づかみで固形物を与えることを開始しました。使用した椅子は、座面と足置きが調整可能な大和屋のすくすくチェアです。ジャガイモやさつまいも、ブロッコリーなどをシロカの電気圧力鍋で蒸して提供。最初は触れることなく、フィーダーのみ食べていましたが、4日目にはジャガイモを自分で持ち、食べ始めてくれました。

従来のメニューとフィーダーの併用

BLWには明確な指示書がないため、従来の離乳食書籍『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』をベースに進めました。手づかみが難しそうな食材についてはレシピ通りをペースト状で作り、フィーダーに入れて提供しています。これによりBLWの考え方を取り入れつつ、食材の試し忘れを防げます。

外出時の工夫と市販品の活用

外出時は手づかみが難しいため、市販のベビーフードをスプーンで与えることもあります。普段は自分のペースで食べているため、スプーンであげる際も食べたいタイミングを意思表示してくれるようになりました。市販品は味がしっかりしているため、前のめりで食べてくれる姿には少し複雑な気持ちもありますが、無理せず活用しています。

まとめ

BLWは赤ちゃんの自立や食への興味を育む素晴らしい考え方ですが、手順書が少ないため不安に思う方も多いでしょう。私自身は、従来の離乳食レシピやベビーフードなどの市販品もうまく活用しながら、BLWを「いいとこどり」して実践しています。大切なのは親が楽しみながら赤ちゃんと一緒に食事を進めることです。

ぜひBLWの考え方を理解し、楽しくて少しでも楽な離乳食ライフを過ごしてください!

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