「三つ子の魂百まで」実践!歌200曲と読み聞かせ1万回のすすめ

知育と教育
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「三つ子の魂百まで」という諺があるように、3歳までの子どもの性質は、その後の人生に大きな影響を与えると言われています。では、3歳までに親ができることは何でしょうか?

今回は、「歌二百読み聞かせ一万賢い子」というくもんの標語に基づいて、歌や読み聞かせを中心に3歳までに取り組みたいことをご紹介します。

この標語が有名になったのは、4人のお子さんが東大理Ⅲに通われている佐藤ママの書籍です。たくさん出されていますが、こと幼児教育に特化した本はこちらです。とても読みやすくまとめられています。


歌二百:歌が語彙力を育てる

公文式の創始者である公文公さんは、「ことばを覚えるには歌がいちばん良い」と考え、幼児教育のスタートは歌であると提唱しました。3歳までに200曲の歌を覚えることで、語彙を豊かにし、子どもの感性を育むとされています。

童謡を楽しむ方法

実際に200曲もの童謡を覚えるのは難しそうですが、「くもんのうた200」のCDを活用することで効率的に楽しめます。我が家では、リビングのHomePodで小さな音量で流し、合わせて歌っています。親自身が歌を楽しんでいると、自然と家族全員が童謡を覚えてしまうという嬉しい効果があります。

家族みんなで楽しむ

何度も聞いているうちに、自然と歌詞を覚え、パートナーも気がつけば口ずさむようになり、替え歌をして楽しむことも増えました。勉強も同じで、無理に覚えさせようとしてもなかなか覚えてくれないもので、親が楽しんでいる姿を見せることが子どもの学びを促進します。

読み聞かせ一万:絵本で本好きに育てる

歌に加えて、絵本も言葉の成長にとても効果があります。普段家族だけではなかなか使わない言葉遣いや、表現に触れることができ、音を楽しんだり、主人公の気持ちを考えたりと、いわゆる国語の根幹となる力を養うことができます。

公文では、3歳になるまでに1万回の読み聞かせを推奨しています。生まれてから3歳までに1万回の読み聞かせを目標とすると、1日約9冊ほど読む計算になります。

一見多いように思えますが、特に0歳児向けの絵本は短いものが多いため、案外すぐに読めてしまいます。さらに、同じ本を続けて2回読んだ時は、2回とカウントするので、お子さんのお気に入りをたくさん読むのもありです!

無理をしない絵本選び

生まれてすぐから読むのが理想ですが、焦らず始められるタイミングで取り組むことが大切です。私は里帰りをしていたため、自宅に戻った3ヶ月からスタートし、1日12冊ほどを目安にすることで、読めない日があってもいいように余裕を持って進めています。

絵本については、今ハマらなくてもいつか気に入ってくれるかもしれないので、割と悩まずにすぐに買ってしまいます。メルカリは状態の確認ができないのであまり利用しませんが、ブックオフなどは自分で状態が確認できるので、結構購入しています。あとは、出産祝いにリクエストもしました。

便利なアプリ「ミーテ」

絵本や歌の記録を残すなら、「ミーテ」というアプリがおすすめです。このアプリでは、読み聞かせた絵本や子どもが歌えるようになった曲を簡単に記録できます。また、月齢に合わせたおすすめの絵本や歌の情報が多く掲載されており、とても便利です。

さらに読解力をつけるための漢字教育

絵本をたくさん読んだ子どもは読解力が高いといわれていますが、さらに読解力を高めるために、絵本の文章を漢字に書き換えるという漢字教育も取り入れています。同じ一万回読むのであれば、漢字も取り入れることで一石二鳥です。ぜひ試してみてください。

漢字教育の重要性についてはこちら▶️「漢字教育は0歳から!石井式漢字教育で読解力を伸ばす実践法」
我が家の漢字教育実践例についてはこちら▶️「0歳から漢字が読めるって本当?赤ちゃんにこそ漢字教育を!」

読み聞かせと歌は幸せな時間

読み聞かせの時間は、子どもと触れ合いながら表情を見て、親子で楽しむ大切なひとときです。歌も家族みんなで同じ歌を口ずさんだりすると、とても幸せな気分になります。知育や教育と捉えるのではなく、幸せな時間として楽しむことが、子どもの成長にも良い影響を与えます。

ちなみにこのyogiboで読み聞かせもしています。授乳や寝かしつけにも使えて、とっても便利です。

まとめ

3歳までの子どもの成長は、その後の人生に大きく影響を与える重要な期間です。「歌二百読み聞かせ一万」という目標は一見大変そうに思えますが、親が楽しむことを大切にすることで、自然と達成に近づきます。

無理せず、家族みんなで楽しみながら取り組んでみてはいかがでしょうか。ぜひ、歌や絵本を通じて子どもとの幸せな時間をお過ごしください!

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