新生児期〜首がすわる頃におすすめの絵本:1日10冊の読み聞かせで育む親子の時間

知育と教育
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「三つ子の魂百まで」という言葉が示す通り、人生の基盤となる大切な時期である新生児期。この頃から絵本の読み聞かせを始めることで、赤ちゃんとの絆が深まり、言葉の成長を促すことができます。

私自身も「読み聞かせ一万」を目標に、新生児期から毎日1日10冊を目安に息子と絵本を楽しんでいます。今回はその中でも特におすすめしたい絵本を、楽しみ方とともにご紹介します。

さらに、「三つ子の魂百まで」実践!歌200曲と読み聞かせ1万回のすすめという記事では、3歳までの教育や親子の関わり方について詳しく解説しています。そちらもぜひご覧ください。

新生児期に読み聞かせをするメリット

  • 言葉への親しみを育む
    赤ちゃんは音のリズムや親の声を聞くことで、言葉の基礎を自然と学んでいきます。音の強弱やリズムに反応し、興味を示す姿は愛らしく、親にとっても癒しの時間となります。
  • スキンシップを通じた絆づくり
    絵本を読みながら目を合わせたり、触れ合ったりすることで、親子の信頼関係が深まります。赤ちゃんの反応に合わせた声かけが、コミュニケーション力の発達にもつながります。
  • 日常リズムを作るサポート
    朝や寝る前など、読み聞かせの時間をルーティンにすることで生活リズムが整います。「この時間は絵本の時間」と赤ちゃんが自然に理解し、安心感を覚えるようになります。

実際に読んでいるおすすめ絵本リスト

赤ちゃんに合わせて、短くてわかりやすい絵本を選びました。うちの子が好きな順に、それぞれの特徴や楽しみ方を具体的にご紹介します。

『じゃあじゃあびりびり』(作:まついのりこ)

音のリズムを楽しむ!
赤ちゃんが興味を示す擬音がたくさん詰まった絵本。「じゃあじゃあ」「びりびり」といった音の響きが楽しく、シンプルなイラストも赤ちゃんの目を引きます。読むたびに赤ちゃんの反応が変わるのも面白いポイントです。

『かたちがぱぱぱ』(作:柳原良平)

かたち遊びで感覚を刺激!
丸や三角、四角といった基本の形が、赤ちゃんにもわかりやすい形で描かれています。色と形を同時に楽しめる知育要素が魅力です。「まるはどこかな?」と声をかけながら読むのも楽しい方法です。

『がたんごとん がたんごとん』(作:安西水丸)

繰り返しのリズムが心地よい!
電車の中にさまざまなキャラクターが登場する楽しい物語。シンプルなストーリーと繰り返しのフレーズが赤ちゃんに安心感を与えます。読み手もリズムを楽しみながら読める一冊です。

『Sassyのあかちゃんえほん にこにこ』(作:La ZOO)

赤ちゃんの笑顔を引き出す一冊!
カラフルでコントラストのはっきりしたイラストが、赤ちゃんの目を引きます。「にこにこ」のテーマに合わせて描かれた動物たちが登場し、赤ちゃんの興味を惹きつけます。月齢が低い赤ちゃんでも楽しめるシンプルなデザインが特徴です。

『きらきら ぴかぴか』(作:柏原晃夫)

光と色の世界を楽しむ!
タイトル通り、きらきらやぴかぴかとしたイメージが広がる絵本。色鮮やかな絵が赤ちゃんの視覚を刺激します。「きらきら」「ぴかぴか」と声に感情を込めると、より楽しめます。

『ぴょーん』(作:まつおかたつひで)

動きの楽しさを体験!
カエルやうさぎなど、さまざまな動物が「ぴょーん」と飛ぶ仕草を描いています。読み聞かせに合わせて体を動かすと、さらに赤ちゃんが楽しめます。

『どんな いろが すき』(作:100%ORANGE)

色への興味を育む!
さまざまな色の歌がつづられており、読み聞かせることで赤ちゃんも自然に色を覚えられます。カラフルなイラストがポイントで、親子で一緒に色を探す遊びもおすすめです。

『やさいさん』(作:tupera tupera)

楽しい仕掛けで興味津々!
やさいの絵が描かれたページをめくると、元気いっぱいの野菜たちが登場する仕掛け絵本。シンプルでわかりやすく、驚きと楽しさがいっぱいです。

『だるまさん』シリーズ(作:かがくいひろし)

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』
だるまさんが転がったり、笑ったりする動きに赤ちゃんが夢中になります。リズム感のある言葉とユーモラスなイラストが特徴です。

『いないいないばあ』(作:松谷みよ子)

赤ちゃん絵本の王道!
「いないいないばあ」のフレーズに赤ちゃんが笑顔になる一冊。繰り返し読み聞かせることで、親子のコミュニケーションが深まります。

『くっついた』(作:三浦太郎)

親子のスキンシップにぴったり!
「くっついた」のフレーズに合わせて赤ちゃんと実際にくっつく遊びが楽しめます。スキンシップをとりながら読める、心温まる絵本。

『くだもの』(作:平山和子)

くだものをテーマにしたリアルな絵本
本物の果物のように描かれたイラストが特徴。くだものに触れたことのない赤ちゃんも、親しみやすく楽しめる内容です。

『あかいふうせん』(作:イエラ・マリ)

シンプルで印象的な一冊!
赤い風船がテーマの絵本。文字がなく、赤い風船の動きだけで物語が進むシンプルな内容です。色彩の美しさと、ページをめくるたびに展開するストーリーは、赤ちゃんの視覚的な興味を引きつけます。


読み聞かせを楽しむコツ

  • 1日10冊を分けて読む
    絵本を一度にまとめて読む必要はありません。朝、昼、夜など、生活の中でタイミングを分けて取り組むと、無理なく続けられます。
  • 声のトーンやテンポを工夫する
    赤ちゃんの興味を引きつけるために、読み方に変化をつけることがポイントです。高低差をつける、テンポを変えるなど、場面に応じて工夫してみましょう。
  • 親も楽しむことが大切
    無理に取り組む必要はありません。親が楽しんで絵本を読んでいる姿を見せることで、赤ちゃんも自然と絵本への興味を持ちます。

まとめ

読み聞かせは、赤ちゃんの成長を促すだけでなく、親子の絆を深める貴重な時間です。気負わず、日常の中で楽しみながら続けてみてください。親子で笑顔いっぱいの絵本タイムをお過ごしください!

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