新生児育児は、睡眠と食事というシンプルな生活リズムのはずですが、実際には悩みが尽きないものです。特に初めての育児では、何が正解なのかわからず、心身ともに疲れ切ってしまうこともあります。今回は、私自身が経験した悩みと、その解決に役立ったアイテムや方法をご紹介します。
食事の悩み:母乳とミルクの葛藤
ディマンドフィーディングの指針
赤ちゃんの食事は、「欲しがるだけ与えましょう」というディマンドフィーディング(要求授乳)が基本とされていることが多いです。しかし、これを実践する中で多くのママが直面するのが次のような問題です
- 母乳が出ているかわからない:産後すぐは母乳の出が悪かったり、赤ちゃんも飲むのが上手くなかったりして、十分な量が飲めているかわからない。
- おっぱいトラブル:乳頭の痛みや切れ、乳腺炎などのトラブル。
- 母乳の出過ぎ:勢いよく出過ぎて、赤ちゃんが上手く飲めない。
ミルクを使う場合も悩みは尽きません
- 目安量が飲めない:ミルク缶の目安量を飲みきれない。
- 飲み過ぎの心配:短時間で泣き止まない赤ちゃんに対してミルクを追加するべきか迷う。
科学的アプローチで安心を手に入れる
「感覚」だけで判断するのではなく、数値で計れることは計ることで、育児の負担を軽減できます。私が大きく助けられたのが、次のアイテムとアプローチです。
ベビースケールを使った授乳量の計測
母乳量がどれだけ出ているのかわからず、泣いている理由がつかめないことが大きなストレスでした。そんな時に購入したのがタニタの赤ちゃん用体重計であるベビースケール nometaです。
- 授乳前に赤ちゃんをスケールに乗せる。
- 授乳後に再びスケールに乗せる。
- 授乳量ボタンを押すだけで、自動で授乳量を計算。
これにより、赤ちゃんが自分でどれくらい飲みたいと思って飲んでいるのか、一日のうちに母乳がどれくらい出るのか、何時が出やすく、出にくいのか、混合の場合はミルクを足す量を迷うことがなくなり、泣いている理由を推測できるようになりました。
授乳記録アプリ「ぴよログ」
「ぴよログ」というアプリを使えば、計測した授乳量や日々の体重変化を記録できます。このように数値化されたデータを蓄積することで、赤ちゃんの成長を安心して見守ることができます。
まとめ
新生児育児の悩みは、科学的なアプローチと適切なアイテムを取り入れることで、少しずつ軽減できます。特にベビースケールを活用することで、授乳量の悩みが和らぎ、赤ちゃんの泣き声にも冷静に対応できるようになりました。
育児は悩みがつきませんが、便利なツールをうまく活用することで、自分自身を追い詰めずに、安心して赤ちゃんの成長を見守りましょう。